CGS X3のVista対応 ― 2006/10/20 22:11
Corel社の発表によると、同社は次期主力OSであるMicrosoft Windows Vistaに対し、主要アプリケーションを対応させるとのことです。
このうち、Corel Paint Shop Pro Photo XIとCorel Snapfireは、現製品が Vistaに対応済みだそうです。
肝心のCorelDRAW Graphics Suite X3に関しては、Vistaのリリース直後にアップデートが行われるとしています。これは、Vista対応用のService PackもしくはHot Patchが提供されることを意味していると思われます。
現在、私の環境では、Vista RC1 Build 5600でCorelDRAW Graphics Suite X3 SP1(現行の日本語製品版)を使用しています。現状でもそれなりに使うことはできますが、いくつかの問題が存在しています。気になったところでは、
- Aeroインターフェイスへの部分的な不適合
- 同じくAeroインターフェイスでCorel Captureのフルスクリーン以外のキャプチャが不可能
- ファイルオープン時の緩慢さ
- 「カラー」ドッキングウインドウによるハングアップ
といったものです。ただ、Vista RC1の限定的な更新版であるBuild 5728では、1と2の問題は解消していました。つまり、Vista側の対応によって、CGS X3の動作も改善されているわけです。
Vista RC2は試用できる状況にないので、その後の対応がどうなっているかは分かりませんが、Corel側でもアップデートを提供するのであれば、問題はほぼ解消されるでしょう。
日本の一般ユーザーがVistaを入手できるのは、来年の1月以降になるようですが、そのときには当サイトでも、CGS X3の製品版Vista上での動作を検証してみたいと思います。
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