CGS X3、Vistaに対応 ― 2007/01/28 00:27
CorelDRAW Graphics Suite X3のService Pack 2が公開されました。現在、Corel社のダウンロードページに掲載されています。日本語、英語を含む多言語対応版であり、X3日本語版に適用できます。
このService Pack 2により、CorelDRAW Graphics Suite X3はWindows Vistaに正式に対応します。Windows Vista Ultimate RTMにインストールしてあるCDGS X3日本語版に適用してみたところ、VistaのAeroインターフェイスにも完全に適合し、正常に動作するようになりました。また、Vista 64bit版にインストールしてあったCDGS X3英語版でも、同様に適用可能でした。
CGS X3 SP2 追加 ― 2007/01/28 14:36
SP2とAeroインターフェイス
下の図は、SP2適用前のCorelDRAW X3です。もちろん、Windows Vistaにインストールしたものです。
凹んだアイコンを見ると、Vista Aeroインターフェイスの視覚効果をオフにしているかのように見えます。また、リストボックスの形も歪です。しかし、Aeroは有効です。
SP2を適用すると、下の図のようにVistaに適合します。
ダイアログボックスのコントロール類も、SP2で最適化されます。
SP2適用前
SP2適用後
その他の修正
この他、Vista上では正常に動作しなかった、「カラー」ドッキングウインドウが修正されています。元々、このドッキングウインドウはWindows XP上でも、使用した際のGDIリソースを解放しないという不具合がありました。Vista上での問題も、これに起因していたようです。ですからこの修正は、XP上での改善にもつながるでしょう。
Vista関連以外での、SP2の修正は、主にインポート/エクスポート、印刷、テキストで行われているようです。詳細は、Corel社サイトに掲載されている、リリースノートを参照してみてください。